People - Engineer

最高のエンターテインメントを
世界中に届けるための技術を
極めていく。

Profile

吉谷 幹人(よしや みきと)

2018年入社|CTO(Chief Technology Officer) EDMO(Engineering and Design Management Office)

1986年生まれ。筑波大学大学院システム情報工学研究科卒業。2011年にソネットエンタテインメント株式会社に入社し、新規技術を利用したサービス開発、調査に携わる。同年、株式会社ゲームポットへ出向、ソーシャルゲーム開発におけるサーバー・クライアントリードエンジニアを複数担当。2018年9月にワンダープラネットへ転籍、テックリードとして技術課題マネージメントや開発基盤整備、組織運営を主導。2021年9月に横断組織EDMOのエンジニアリング管掌に就任し全社技術戦略を策定、遂行に従事。2022年3月にCTOに就任。

Keyword

  • エンジニアの育成
  • エンジニアのキャリア
  • 世界視座
  • トップクラスの技術

何を目指して入社したか

「世界中の人の心を動かすような
エンターテインメントサービス」をつくりたい。

もともと、エンジニアとしてゲーム開発に携わっていました。一つひとつのプロダクトにおいて、技術選定、技術課題の解決、機能開発、チームビルディング、プロセスマネジメントなど幅広い領域を担当してきました。昔から「人を楽しませることがしたい!」という気持ちが強く、中学生の頃にJavaなどの複数のプログラミング言語を独学で勉強してゲームづくりを始めたんです。高校生の時にはアプリサイトにモバイルゲームを投稿していましたから、この業界に進んだのは必然だったのかもしれません。ただ単にゲームづくりがしたいということ以上に、将来は「人の人生を変えてしまうぐらいのエンターテインメントサービスを世界規模で実現してみたい」と思っていました。ワンダープラネットの向いている方向性は、まさに世界を視野に入れたエンターテインメント事業のため、ここでなら昔からの目標に近づけるんじゃないかという、予感みたいなものがありました。

どんな壁に直面したか

いちエンジニアから、チームの技術を
リードするという難題に挑むポジションへ。

ワンダープラネットの一員になった2018年頃からは徐々に、ひとつのプロダクトに専任するというよりも、テックリードとしてエンジニア組織全体の技術課題解決に注力する仕事へとシフトしていきました。例えば、有用な新規技術の獲得や、品質と効率を担保するための設計方法の模索だったり、部署ごとに持っているノウハウの共通化などがあります。課題解決や事業成長に向けて、自分が持っているビジョンをしっかりと伝えることで全てのエンジニアが同じ方向を向いて取り組んでいけるようにしていきました。短期的な目標だけでなく、中長期的な目標を設定し、定期的に振り返りを行い、できている点・できていない点を洗い出して改善する。いちエンジニアとしてではなく、全員が一丸となって目標に向かうために何が必要かを考えていくのは初めての経験でしたが、その中でチームとして成果を出すことができました。技術レベルの底上げにトライする中で、二つのプロダクトのリリース、技術基盤の流用や安定した運営を実現し、一定の成果を収めることができたのではないかと思っています。

自分が成長できたと思えた瞬間

不確実なことにチャレンジして実現していく。

現在は、全社横断の視点で技術育成を主導するEDMO(Engineering and Design Management Office)という部署に所属しながらCTOを務めています。いわば「技術」という目に見えないものを全社横断で高めていく、やり方も正解も無い、難題に挑むポジションです。それには技術力の高いチームをつくるということも含まれています。ただ、私はエンジニアとしてキャリアを重ねて来ましたが、役割が変わったとしてもエンジニアとしての考え方が通用するなと思っています。エンジニアとは、ある目的を実現するために必要な技術を洗い出し、不確実な要素を少なくしながら技術を用いてゴールへの道筋を組み立てていく仕事です。今やろうとしていることも同じです。「最高のプロダクト開発」や「最強のエンジニアチーム」とは何かを定義し、足りない部分を洗い出し、正解の見えない中でトライ&エラーを繰り返しながら成果を目指します。複雑な課題と向き合って一つひとつ紐解いていく仕事は想像以上に大変ですが、大きなやりがいを感じますし、性に合っているのかなと思っています。目的に辿り着き、技術で事業に貢献できたと実感できる時に、自分の存在意義や達成感を得られます。

これからの目標

必要な技術要素を
エンジニアチームとしてとことん極めたい。

ワンダープラネットのミッションは「楽しいね!を、世界中の日常へ。」です。つまり、世界中のあらゆる場所にいるたくさんの人へ「楽しいね!」を毎日届けるということです。では、技術でこのミッションを実現していくってどういうことなのか。どうすれば貢献できるのか。常に考え、実現に近づけていくことが大きな目標です。実現するためにも、業界でもトップクラスの強いエンジニアチームをつくりたいです。近い将来には、ワンダープラネットと言えば「技術力が優れている会社」として広く認知されることが目標ですし、必要な技術要素はとことん追求して圧倒的な強みを発揮できる状態にしたいと思っています。最終的には、この「強み」を軸に、常に新しいチャレンジをしつつ、世界中のより多くの人に毎日「楽しいね!」といってもらえるようなプロダクト開発を実現できれば最高ですね。

取材日:2022年3月

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