People - Planner

心の底から好きだと言えるものを、
世の中に届ける仕事がしたかった。

Profile

K.K.

2018年5月入社|ユニバーサルゲーム事業部 運営プランナー

大学を卒業後、金融関連企業やITベンチャー企業で働く。30歳の時に「自分の好きなものに関わる仕事がしたい」と一念発起し、異業種からの転職でワンダープラネットに入社。カスタマーサポート業務を経てプランナー、プロデューサーを歴任する。産休・育休復帰後は、プランナーとして活躍中。

Keyword

  • 異業種からの転職
  • プランナーに必要な視点
  • 産休・育休

何を目指して入社したか

経験は無かった。
それでも、自分にできることを探したかった。

小学生の頃からゲームが好きで、家庭用のゲーム機から始まってスマホゲームに至るまで、ずっとゲームを身近に感じて過ごして来ました。ただ、ゲームを仕事にしようと決心したのは30歳の時です。新卒で入社した金融関連企業での仕事や、その後に転職したITベンチャー企業の仕事、どれも楽しかったですし、貴重な経験ができたと思います。ただ、30歳になった時にふと、自分が心の底から好きだと言える商品やサービスに関わりたい、世の中に届ける手伝いがしたいと感じたんです。その時に、頭に浮かんだのがゲームでした。もちろん経験はなかったですが、なんとか頑張って自分にできることを探したいと決心して転職先を探していたところ、ワンダープラネットに出会いました。

どんな壁に直面したか

チームを引っ張るのではなくサポートする、
気付いた瞬間に肩の力が抜けた。

2018年に入社後はカスタマーサポートを担当し、経験を重ねる中でプランナーを任されて、入社から1年後にはプロデューサーという立場で仕事をするようになりました。とは言え、もともと知識も経験もない中でのスタートでしたので、苦労もありました。中でも印象に残っているのは、プロデューサーになったばかりの頃の出来事です。当時は「自分がチームを引っ張る」と力が入りすぎていたんだと思います。企画、開発、デザインなど、ゲームづくりには本当に多くの工程があるのですが、その全てを自分でコントロールしようとした結果、把握しきれなくなり、パンク寸前になりました。「これは、もう駄目だ」と思って各チームのリーダーを集め、「力を貸して欲しい」と頼みました。頼ったチームメンバーはみんな、困ったことが解決できるように力を貸してくれました。肩の力が抜けたのはそれからです。自分がすべてを抱え込んで、引っ張る必要はない。一人ひとりが力を出せるようにサポートするのが自分の役割だと気付いてからは、プロデューサーの仕事を楽しめるようになりました。

自分が成長できたと思えた瞬間

「なぜ」を繰り返すうちに、
アイデアの引き出しが増える。

「プランナーは常に“なぜ”と疑問を抱くことが大事」と先輩たちに言われ続け、この言葉をずっと自分の頭の中に置いてプランナーやプロデューサーの仕事をしてきました。いつの間にか入社当初の2018年から比べると、あらゆる物事を見る視点が変わってきたと感じています。例えば自分の専門領域であるゲームでは、仕事柄いろんなタイトルに触れます。そこで「この時期にこういうイベントを行なっているのは、なぜなんだろう」と自然に考えてしまうのです。思考実験を繰り返すうちに、背景にある仕組みや狙いを想像できるようになってきます。もはや職業病なのかもしれないですが、レストランに行けばポイントカードの仕組みが気になりますし、コンビニに行けば季節ごとの品揃えの変化が気になります。「なぜ」を繰り返すうちに、アイデアの引き出しが増えていく。自分も随分“らしく”なったのかもしれないと感じます。

これからの目標

ゲームをつくりたいなら、
諦めなくていいと思う。

これは名古屋という地域に限った話かもしれないのですが、プランナーに限らずゲーム業界の経験者ってすごく少ないんです。でも、経験が無いからといって諦めなくてもいいと思っています。私自身、経験が無い中から始めて、入社後に経験を積む中で、プロデューサーという立場で仕事をさせてもらいました。少し偉そうに聞こえるかもしれないですが、私を見て、「自分も挑戦してみよう」と思う人が増えてくれるといいなと願っています。ゲームづくりに関わってくれる人が増えることで、業界が更に盛り上がっていくと嬉しいです。個人的には、女性がもっと増えるといいな(笑)。私もワンダープラネットに入社してから出産を経験して、産休・育休を経て2022年1月にプランナーとして現場に戻ってきています。そういう意味でも、後輩たちのモデルケースになれたら最高ですね。

取材日:2022年3月

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